お問い合わせ数ナンバー1!!在宅ワークの健康被害
このところ急激にお問い合わせが増えているのが在宅ワークの健康被害です。コロナ以降増えた在宅ワーク。その問題点と解決策を解説します!
お悩み相談ナンバー1の在宅ワーク問題デスクワークで起こる健康被害

コロナ以降、増加した在宅ワーク。働き方の多様化も相まって最近では珍しくなくなってきました。数時間かけ都心へ出勤する生活から喧騒を離れ地方へ移住する。中にはそんな方も。
都内までおよそ1時間のこの地域にも在宅ワークに切り替えて都心から移住してきたそんな方が増えてきた印象です。
そして、そんな方々の多くが在宅ワークによって何らかの健康被害を感じられスタジオにご相談にいらっしゃいます。
みなさんどのような体調の変化を感じているのでしょうか?
1.在宅ワークで太った
最も多いご相談が太ったと言うもの。このお悩みは本当に多く、ダイエット相談の中でも体感で7割程度を占めるほど。理由を聞いてみると運動不足で太った、ストレスで食べすぎた、だらだら食べてしまった(いつでも食べられる環境だから)、など様々。
細かくカウンセリングをするとほとんどの方で運動不足が見られました。
中には1日の歩数が1000以下の方も。歩数と健康の関係はさまざまな研究から明らかにされ、1日の歩数が多いほど健康への効果は高い。 1日当たり4000歩から2万歩まで、1000歩増えるごとに、早期死亡のリスクは15%ずつ下がるという報告もあります。
厚生労働省は1日の目標歩数を9000歩としていますが、まずは今よりも少しでも多く歩くことを意識して少しずつ歩数を増やす努力をしましょう。ちなみに1000歩歩くのに必要な時間はおよそ1時間とされています。また、運動をするタイミングも重要です。おすすめは食事の後。特に昼食後など眠くなるタイミングで軽めの運動をすることで血糖値の急激な上昇を防ぎ、眠気防止やダイエット効果が期待できます。昼食の後は席から離れ片付けや足踏み、歯磨きをするなど何かしら『動く』ことを意識すると良いでしょう。
2.姿勢が悪くなった
これもまた訴えの多いお悩みの一つ。中でもパソコンを覗き込むような姿勢で起こる”ヘッドフォワードポスチャー”はさまざまな悪影響を及ぼすため気をつけてほしいもの。
その問題点は”背骨の不自然な曲がり”にあります。
背骨の中には神経がいっぱい集まった束があります。この神経の束は脳みそからの指令を全身に伝えるケーブルの役割をしています。全身にある筋肉の他、内臓や内分泌器官にまでもつながりまさに全身を脳と繋ぐ重要な役目を果たしているのです。
姿勢が悪くなって背骨が曲がるとこのケーブルが潰され脳からの指令がうまく伝わらなくなってしまいます。そうすることで全身の働きが悪くなりさまざまな不調や病態へとつながってしまうのです。
また、写真のような猫背になることで、お腹側が圧迫され体の前面にある臓器や器官が潰されてしまうことも。
原因のわからない胃痛や消化不良、息苦しさ、動悸、胸痛など姿勢を良くすることで解決した症例は意外と多くあったりします。
もちろん肩こりや眼精疲労、腰痛などは運動療法で姿勢を良くすることでかなりの方が改善できますので気になる方はぜひ一度体験レッスンにお越しください。

3.眠れなくなった

意外と多いご相談が眠れなくなったと言うもの。
眠れない要因はいくつかあります。
1、活動量が減った
活動量と睡眠の関係は深く、さまざまな研究がなされてきました。多くの文献を見ると活動量が多いほど睡眠時間が長くなる。こんな事実が見えてきます。学生時代、部活や遊びに疲ればたんきゅうで眠ってしまったことありますよね?まさにあれです。
2、疲労の種類が変わった
現代は”脳疲労の時代”とも言われます。以前のように毎朝1時間以上かけて出勤し、人に会うために移動、帰宅で移動、、、こんな働き方は一昔前になってしまったようにも感じます。疲労は肉体的なもの、精神的なもの(脳疲労)に分けられますが移動を伴うことで体も頭も疲れる。いわば脳にとっては心地よい疲労感を感じることができるのです。
デスクワークはと言うと、長時間のデスクワークで肉体は活動しないまま、脳みそばかりがぐるぐる消耗する。いわば脳にとって矛盾のある疲労感を感じてしまうのです。スポーツ後の心地よい疲労感ではなくぐったりするような虚脱感的な疲労。こんな時は軽く運動をすることで肉体にも適度な負荷をかけましょう。ウォーキングなど疲れ過ぎない運動にすることがポイントですよ。
3、体内時計の乱れ
人はお日様のリズムに合わせて活動を変化させています。目が覚めてから眠るまで生物は皆このリズムに合わせて(あるいは逆らって)活動しています。
1日を部屋で過ごす場合、お日様の光を認識できず、または日が沈むのを認識できず体内時計が狂ってしまうことがわかっています。そうすることで朝目覚めが悪くなったり、はたまた夜の眠りが浅くなったり。生物として生きる上でさまざまな齟齬が生まれてしまうのです。
また、最近ではブルーライトや蛍光灯が体内時計を乱すこともわかってきました。
オリンピック選手は時差のある国で試合をする際、国内でライトを浴び、あえて体内時計を遅らせることで時差ボケ対策をしているそうです。
朝起きたら一度は日光を浴び、夕方以降はライトを避け暗い部屋で過ごすようにするなど対策をとるといいですね。
爆増中!在宅ワークの健康被害
いかがだったでしょうか?
コロナ禍で増えた在宅ワークですが時間の経過と共に健康被害が増えてきました。
そしてその多くが運動不足によるものです。セルフケアをしたり、運動を意識したりすることで対策をうっていきたい所ですが、そもそもやり方がわからないという方はぜひご連絡ください!
運動の専門家が効果の実感出来るサポートをさせて頂きますよ!
このコラムを書いた人
パーソナルジム studioAUNN 代表トレーナー五十嵐智也

資格
- 厚生労働大臣認定国家資格
- はり師/きゅう師
- 柔道整復師
- 全米スポーツ医学協会認定パーソナルトレーナー(NASM-CPT)
- ドイツライプツィヒ大学公認コオーディネーショントレーナー,
- 栄養コンシェルジュ®︎2つ星
- 分子栄養学認定カウンセラー
- スポーツ栄養アドバイザー
- アニマルフローインストラクター
- 日本コオーディネーショントレーニング協会普及員
- スポーツフォーキッズジャパン認定スポーツフォーキッズコーチ
メッセージ
当パーソナルジムは「思い描くライフスタイルを実現させるパーソナルジム」です。
パーソナルトレーニングでお悩みを解決するべく、日々探究と実践を繰り返しながら質の高いサポートを目指してきました。
皆様の健康・美容・豊かな生活を守れる喜びと責任を持って常にベストなご提案をしてまいります。思い通りの人生を歩んで頂くためのお手伝いをさせて下さい。
パーソナルトレーニングジムstudioAUNNのメニュー紹介
studioAUNN [ スタジオ アウン ]は小田原市役所すぐのパーソナルトレーニングジムです。
3歳~97歳まで指導した経験や知識で世代ごとの体質や悩みに合わせダイエットやリハビリをサポート。
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